高校の先輩がデザイン事務所を立ち上げて、こないだ引っ越ししてオフィスかまえたんだけど、書類やファイルの整理の手伝いをしてくれないかと頼まれたので、それに行ってきたときのはなし。
手伝いと言っても、ちゃんと賃金をもらうわけで。遅刻や手抜きはもちろんしない。日給? 内緒だけど建築のバイトよりも割高だから僕もテンションあがるってわけ。
でー、そのあたらしいオフィスに午前11時に来てくれと。夕方くらいまで手伝ってくれと。それで昼の12時だったんですね、僕がオフィスに着いたの。
先輩「どうして遅れたんだ?」
僕「実は、強盗の現場に巻き込まれまして…」
先輩「えっ、マジかよ…。よく無事だったな」
僕「犯人は逃走して、そのあと証人として1時間、事情聴取に警察署に行ったんです。したら犯人が出頭してきて…」
先輩「それで…どうなったんだ…?」
僕「そこでCMに入ったんです」
先輩「向こうのデスクに書類がまとめてあるから整理お願いね」
僕「うん」
なんか途中で申しわけなくなってドラマ観てたって白状しました。きっちり遅刻分のお給料は抜かれたけどな! ハッハァ!(当然の帰結)
しこたま労働させられて、疲労困憊で帰路についたわけ。したら帰りの電車でね、高校のときに授業受け持ってもらってた先生と遭遇して。まー近況報告を交わしあったのですよ。そのうちなんか「やっぱ人生考えるまえになにかしらアクションを起こすことが大事だな」ってはなしになって、でも僕は逆に予防線を張りまくってから行動してたいなぁと言ったりとかしてたの。
先生「いいか、どんなスラッガーでも、バット振らなきゃホームランも打てねぇし、三振もしねぇんだ」
僕「三振はすると思いますけど」
先生「雰囲気雰囲気」
僕「バット振らなくても、三振はすると思いますけど」
まぁでも、バット振っても三振、振らなくても三振だったら、先生の言うとおりバット振ってみたほうがいいんだろうけどね。雰囲気って。
けっきょくなぜか「パン食い競争にイチゴジャムとマーガリンを持参するくらいの本気さで生きようぜ」みたいな意味のわからない精神論を出して電車を降りましたとさ。
駅で先生と別れてからABCマート行ったんだけど、スニーカー見てて、わーレディースのスニーカーかわいーなにこれー、って思ってたら店員さんに「そちらお探しですか?」って聞かれて「かっ、彼女がこれ欲しいって言ってて…」ってどちらにもプラスにならない嘘をついたことを除けばなんてことのないウィンドウショッピングでした。
バイト代が入ったので明日は金と銀のおりがみで手裏剣をつくるか。……冗談ですそんなもったいないことしません。このごろパソコンの調子が悪いし、あたらしいノートPCを買うときのために貯金あるのみ。
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